主要国の主な経済指標

経済指標カレンダー レッスン4

米国の経済指標

世界最大の経済国である米国の経済カレンダーは重要性が高く、主要指標は米ドルレートに主に影響しますが、他の市場や通貨にも相当の影響を及ぼす可能性があります。

  • FRBによる政策金利決定
  • FOMC会合議事録
  • GDP
  • CPI
  • 非農業部門雇用者数と失業率
  • ISM製造業および非製造業景況指数(PMI)
  • 小売売上高

カナダの経済指標

カナダは原油、自動車金などの米国、英国、中国、日本、メキシコなどへの主な輸出国です。

カナダ中銀の発表内容は通常重要性が高く、市場に影響を及ぼす可能性があります。カナダ経済カレンダーの重な指標:

  • カナダ中銀による政策金利決定と声明
  • 金融政策報告書
  • 失業率
  • 雇用者数推移(純変動数)
  • 国内総生産
  • CPIとコアCPI
  • 小売売上高 
  • 貿易統計
  • 原油価格に関する発表

英国の経済指標

英国の首都であるロンドンは、ニューヨークに続く世界2番目の金融センターです。英国中銀の金融政策は金融市場の注目度が高い重要イベントです。

英国経済カレンダーの主な指標:

  • 英中銀による政策金利決定
  • 国内総生産(GDP)
  • Markitサービス業PMI
  • 製造業生産高
  • 雇用統計
  • 小売売上高
  • 消費者物価指数(CPI)

ユーロ圏の経済指標

欧州連合のGDPは2022年に16.6兆ドルに達しました。国別で見るとドイツ、フランス、イタリアが順に上位3国を占めます。

ユーロは米ドルに続き、世界で2番目に取引高の多い通貨となっています。

ユーロ圏内の金融政策は、ドイツのフランクフルトを本拠とする欧州中央銀行(ECB)、およびユーロ圏加盟諸国の中央銀行によって実行されます。ECB理事会がユーロ圏全体の金融政策の大枠を決定します。

ユーロ圏経済カレンダーで特に重要な指標を以下にいくつか挙げます。

  • ユーロ圏の政策金利決定
  • 国内総生産(GDP)
  • 鉱工業指数
  • 財の貿易統計
  • インフレ率(HICP)
  • 失業率
  • 小売売上高
  • 景況感指数

オーストラリアの経済指標

オーストラリア経済は、豊富な資源と中国などのアジア諸国への輸出が牽引役となり、世界上位に位置付けられます。

オーストラリア経済カレンダーで特に重要な指標を以下にいくつか挙げます。

  • RBAによる政策金利決定
  • 失業率
  • RBA会合議事録
  • 消費者物価指数

日本の経済指標

1968年から2010年まで、日本は米国に続く世界2位の経済国でした。2016年の国内総生産(GDP)は4.7兆ドルと試算されています。

日本の経済カレンダーの主な指標:

  • 日銀による政策金利決定
  • 国内総生産(GDP)
  • 全国消費者物価指数
  • 鉱工業指数
  • 小売売上高
  • 生産者物価指数
  • 勤労者現金給与
  • 短観:大企業全産業設備投資
  • 短観:大企業・製造業景気見通し

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